偏差値50未満の人は薬学部に入学しないで欲しい

国家試験の合格者数で薬剤師になる人数を絞ってくれてるだけまだいいけど、薬剤師の人材レベルが下がっていってしまう。資格にタダ乗りする人が増えると資格が腐ってしまう。薬剤師になってしまうとずーっと薬剤師だからね。

偏差値50以下の何が問題かというと、6年で卒業する能力がない可能性が高い。10年かけて薬剤師になる。そして、薬剤師になって2~3年で達するであろうレベルに、また10年かけてなる。目の前の問題を解決する力がないし、解決する気もない可能性が高い。

2~3年でできることを2~3年でやる集団と2~3年でできることを10年かけてやる集団だと前者の集団の方が強い。おそらく医者になるような集団だと薬剤師が2~3年でできることは1年以内にできるだろう。このままだと、医師と薬剤師の集団レベルの差が縮まることはない。

 

入口を広げて出口をそのままにしても人材の質は向上しない

留年、国試浪人する金が、引退すべきような教授の雇用や予備校に使われることで金が回るというメリットはあるが、その金は対症療法に使われるだけで根本的な解決にはなっていない。

一番いいのは、見込みのないやつが薬学部を選ばないこと。普段から、偏差値60あるけど特待でタダだから40のところに入るのはいい。40の人が40の大学に入ると地獄だからいいことは何もないと発言しておこう。

あとは地道に、周りのコンピテンシーが低い人に対して、潰したり放置したりせずに、レベル上げのお手伝いをする。潰すと余計に症状が悪化するので、潰すつもりなら放置して欲しい。