薬剤師国家試験、受かる人、受からない人

 

入学時点での知識の蓄積の差。

偏差値50未満→蓄積なし

偏差値60以上→蓄積あり

入学時点で勉強時間の差は1万時間ぐらいと仮定。

1万時間の差はどういう差か?

何かを覚えるとき、過去の経験との関連付けでの覚えやすさに違いが出てくる。テスト前にずーっと遊んでいるのに追試ゼロみたいな人は、過去の蓄積量が違う。

記憶には意味記憶エピソード記憶というものある。

意味記憶は、電話番号を覚えるようなもの。薬学は丸暗記だわ~って言ってる人達。

エピソード記憶は、あの時誰々と何々したわ~みたいな経験に関連したもの。

小学生ぐらいまでは、意味記憶が優位で、どんどん新しいことを覚えられる。それ以降はエピソード記憶が優位。薬学は丸暗記だわ~って言ってる人たちは、記憶法が小学生から進歩していない。

 

電話番号を覚えるような記憶法で勉強していると、留年、国試落ち

電話番号を覚える→つまらない

電話番号を覚える量が多い→覚えきれない

つまらない、覚えきれない→留年。

ラッキーで受かった、でも仕事がつまらない

国家試験より覚えることは多い→覚えきれずうまくいかない。

ある程度覚えた→キャパシティが狭く、ある一定以上はいけないのでつまらない。

国家試験に比べ、経験と関連したことが多く覚えやすいが、勉強法が電話番号を覚えるようなやり方なので、知識を伸ばせない。

結局、的を見失わずに努力し続けるしかない

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・最初は努力が成果に結びつかない時間が長い。しかし、あるとき急にレベルが上がっている。

・レベルが上がったが、またしばらく同じ状態。熟成期間。またあるとき急にレベルが上がっている。

・レベルがなかなか上がらない時に、的を見失わずに継続しているのか迷走しているのかが、レベルアップできるかどうかの違い。

・基礎がないと、薬学の勉強のおいてレベルが上がったと感じるまでが、果てしなく長い。それは今までの勉強不足のせい。