総合メディカル 売上高・利益と感想(2018年3月期第1四半期)

【第1四半期】 2018年度 2017年度 増減額 前年比
売上高 331億 281億 +50億 118%
経常利益 13億 11億 +2億 118%
経常利益率 3.9% 3.9%    

経常利益率も売上前年比も同じになった。調剤報酬改定の影響がほとんどないタイプなのか、今年度の利益を少なく調節しているのかな?利益は意見って聞いたことあるしなんか投資にでも資金まわしてんのかな~ 

 

【セグメント売上利益】 2018年度 2017年度 増減額
医業支援 60億 51億 +9億
◇営業利益 0.69億 0.79億 -0.1億
◇◇率 1.2% 1.5%  
薬局 268億 226 +42億
◇営業利益 13.9億 12億 +1.9億
◇◇率 5.2% 5.3%  

医薬支援事業 

・医師転職支援→登録医師約7万人!この医師たちが医療モールの箱に入るわけか。今76件のモールがあってH32に200件のモールを目指していると。

・医業継承→継ぐ人がいない医院にマッチングさせるのかな。処方元が無くなるリスクが下がる。

この会社のメインは転職サイトに登録された7万人医師。営業部隊が流行りそうなモール案件を取ってくる。そこに薬局をくっつけてそこで儲ける。登録医師>営業部隊>>>>>>薬剤師。ぐらいの重要度のイメージ。

薬局事業

・買収したグループ(91店舗)が貢献し、売上利益増加。

・大株主に三井物産がいるな(約25%)

・薬剤師はまあ頭数いればいいかな~

調剤薬局業界はもう成長してないので成熟期というやつに入っているだろう。分業率はあまり伸びていないし、調剤報酬もカットされる方向。調剤薬局として成長するには面をとりにいくのかM&Aかぐらいしかない。調剤薬局は面をあまり取れないのでM&Aしかない。M&Aでシェアを拡大し、取得した店舗の中身をごっそり入れ替えることで利益率を向上させる。主に意味なく高い薬剤師の人件費を自社の安い薬剤師に入れ替えることがメインだろう。ただ、調剤で儲けた金をM&Aに使ってもあまりいい投資ではないような気がするなあ。