今さらAGを発売する理由
今さらAG発売したって誰も買わねーよって思いますよね。ムコスタとかメイアクトとか。
ターゲットは薬局ではなく医者だろう。
「未だに変更不可で処方せんを出している」「院内処方で先発のまま」
このあたりの層がまだ残っている。
この層に対し、
AGを出してアプローチするのと、出さずにいるのとは
長期的に見てどちらが利益を最大化できるか?
ということを考えて、そろそろAG出した方がいい時期になってきたんだと思う。
AGに切り替えると、短期的には利益減だが、ずっと使ってもらえる可能性が高い。
AGを出さないでいると、医院の経営上差益が欲しくなり変更されてしまう、またはそろそろうちもジェネリックにしたほうがいいかなという気になってきてしまう可能性が今後出てくる。
個人的にはAGなど必要ない。ジェネリックの変更は、いけると思えばいけるし、いけないと思うといけない。9割は気分の問題で、中身はほぼ問題ないと考えている。「ジェネリックで副作用が出た」とよく言われるが、先発なら「あの薬で副作用が出た」となるが、ジェネリックだと「ジェネリックで副作用が出た」と言われることが多い。ジェネリックに対するネガティブなイメージが強いせいで、悪いことはすべてジェネリックのせいになってしまう。なんでも人のせいにするようなもの。
ジェネリック率でフィーをもらっている薬剤師の仕事は、「ジェネリックは大丈夫」とうことを言葉と態度で示して、どんどんジェネリックに変更していくこと。そして、自分は先発品しか飲まないとか言ってる薬剤師はだいたいクソ。