バラクルードとジェネリックのシートが違う

バラクルードアルミPTPで遮光保存

ジェネリック透明PTPシートで遮光必要なし

遮光保存が必要か必要でないかは、添加物が違うことによるものだろう。

バラクルードは、エンテカビルと、光によって分解した添加物が反応して類縁物質が増加するおそれがあるとのことで遮光保存になった。まあでも有効成分は承認された量の範囲内なようなので、過剰な対応だなあと。

ジェネリックは、添加物が違って、光に安定なものを使っているせいか、遮光しなくてよいみたい。

  

2年前のあの回収は何だったのか?

こんなんで回収になるのかラッキー、薬価高いし、儲かった~と思った記憶がある。回収されたことによってバラクルード遮光のイメージがついた。

今回発売されるジェネリックは、遮光される前の透明PTPシート。

ジェネリックは遮光しなくてもいいんですか?」と聞かれた時に自信を持って大丈夫と言えるだろうか?これは調べないと言えない。調べる人は半分もいないと思われる。

シートが違うということにより、同じシートで発売するよりもジェネリックへの切り替えスピードは遅くなると推測される。回収やシート変更、添付文書変更にかかった費用は、それによってジェネリックへの切り替えスピードが遅くなることでの利益を考えると安いものだと思う。

勝手な推測だが、ジェネリック対策としては面白い。単純にODとか配合錠とか飽きた。