販売終了している商品も知っておくべし

売場の人「すみません～お客様がケナログ探しているんですけどお願いできますか～？」

田中「ケナログ…。聞いたことはあるな…。探してみます…。ないですね…。お客様大変申し訳ございませんが当店では取り扱っておりませんで…。」

お客さん「え～前あったのよ～ないのー！？取り寄せられる？」

田中「聞いてきます。少々お待ちください。」

～目次～

～調剤室に戻る～

田中「鈴木さんケナログってうちあります？」

鈴木「いやもうとっくに販売中止になってるよ。２０１８年ぐらいだから２年前ぐらい。同じ成分のものはあるからそれ勧めときな。」

田中「２年前に販売中止になっているのにまだ聞かれるんですね…。わかりましたありがとうございます。」

～売場へ戻る～

田中「お客様、ケナログはもう２年ほど前に販売中止となっていまして、もう存在しておりません。ですが同じ成分のものは置いてありますので、こちらはいかがでしょうか？」

お客さん「そうなの？？まあいいわそれ買ってくわどうも～。」

鈴木「ケナログは調剤の方もすでに販売中止で経過措置も切れているからなあ。ジェネリックのオルテクサー軟膏で処方がくるのがほとんどだが、時々病院から「ケナログありますか？」みたいな電話が来る時がある。即答出来たほうがかっこいいぞ。」

田中「まだ新人の私には難しいかもしれないですね…。最近だとフサコール点眼とか昔の販売名で、手書きで処方されているのレセコンに出てこなくて焦りました。まだ一人薬剤師は厳しいかもしれません。」

鈴木「そのあたりは落ちついてググれば何とかなるわな。ただそこに気をとられて他のことをミスる時がある。だからなるべく変更等の情報を見たら、それが必要になるであろう状況をイメージしてインプットしておこう。必ず役に立つ時が来るぞ。」

田中「まだパッと見でわからない薬もあるのに辛いっすね。面処方ばかりだといつどんな薬が来るかわからないじゃないですか。それだけでも大変なのに…。」

鈴木「アッハッハッ＾＾。やること多くていいじゃないか＾＾。