2016年6月発売ジェネリック

2016年6月発売①ジプレキサ(オランザピン)

(H28薬価)先発薬価G薬価
ジプレキサ細粒1% 472.2 193.3
ジプレキサ錠2.5mg 138.1 44.1
ジプレキサ錠5mg 258.3 83.5
ジプレキサ錠10mg 489.8 158.4
ザイディス錠2.5mg 138.1 44.1
ザイディス錠5mg 258.3 83.5
ザイディス錠10mg 489.8 158.4
ジプレキサ錠20mg - 237.6
ジプレキサ錠1.25mg - 23.2
ザイディス錠1.25mg - 23.2

・ザイディス→ODなので一包化に対応可

・「20mg錠」「1.25mg錠・OD」が発売

・次回の薬価改定注意

2016年6月に薬価収載されたけど、9月発売予定

キプレス錠5mg/10mg・エカードHD/LD 

(H28薬価)先発薬価G薬価
キプレス錠10mg 203.5 101.8
キプレス錠5mg 153.8 76.8
エカード配合錠HD 128.3 64.2
エカード配合錠LD 67.3 33.7

・販売社数が少ないので薬価が5割引き。

キプレスキョーリン。エカードはあすか・テバ。 

キプレスチュアブル・細粒はまだの様子。

・3~6か月後にはより薬価の安いモンテルカストが出るはず。

あれ?あすかだけじゃなくてテバも武田のジェネリック出すの?

日本における武田薬品とテバ社による「武田テバ薬品」の設立について

http://www.teva-seiyaku.com/news/2016/pdf/0401.pdf

f:id:drugmemo:20160717140204p:plain

・長期収載品の販売事業を分割することによるMR等の人件費削減が目的でしょう。

あすか製薬ってどうなるの?

 2016年6月発売②ブイフェンド(ボリコナゾール)

(H28薬価)先発薬価G薬価
ブイフェンド錠50mg 1139.2 481.6
ブイフェンド錠200mg 3505 1481.8
ブイフェンドDS2800mg 1328.3 -
ブイフェンド錠100mg - 844.8

・ブイフェンドDS

 懸濁液調製法:本剤は 1 瓶について46mLの水を加えて懸濁する
と濃度は40mg/mLとなる。

1瓶→1328.3×70ml=92981円

(分包しても安定だったり)

DS説明書きは↓

ブイフェンドドライシロップの服用にあたって

http://pfizerpro.jp/documents/info/vfd01info.pdf

適応相違あり

(H28)先発錠先発DS先発静注後発錠
難治性真菌症
造血幹細胞予防 -
小児用量 -
腎・原則禁忌 - - -

ジェネリックは「造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防」と「小児用量」の適応はまだ。2018~19年になりそう。

・静注はCCr<30mL/min原則禁忌。

 2016年6月発売③コディオMD/EX

(H28薬価)先発薬価G薬価
コディオ配合錠MD 106.5 53.3
コディオ配合錠EX 107.7 53.9

・ 「バルヒディオ配合錠」としてサンド・テバ2社から発売。

 VALHCTZ
EX(extra) 80mg 12.5mg
MD(moderate) 80mg 6.25mg

 2016年6月発売④レキップ(ロピニロール)

(H28薬価)先発薬価G薬価
レキップ錠0.25mg 58.4 23.9
レキップ錠1mg 202.2 82.2
レキップ錠2mg 375.1 152.5
レキップCR錠2mg 281.2 -
レキップCR錠8mg 966 -

・「JG」は錠剤、「アメル」はODを発売。

2016年6月発売⑤コムタン(エンタカポン)

(H28薬価)先発薬価G薬価
コムタン錠100mg 217.3 92